ブーツの変形防止の厚紙

出荷時のUGG Australiaのムートンブーツには、輸送中の商品の変形を防ぐ目的で、シャフト(胴体)には筒状の厚紙、インナーソールには足型のクッション材が詰めてあります。
この2つが入っていないものは正規品ではありません。

 

厚紙には黒と白、2種類の色があります。
しかし、日本の正規店で買ったブーツには白、オーストラリアの正規店で買ったブーツには黒い紙が入っていたという例もあるため、色で判断するのは避けた方がよいでしょう。
その代わり、本物にはブーツの品番とサイズが記載されています。
何も記載されていなかったり、あったとしても変形防止材として明らかに役立たちそうにない薄くて質の悪い紙が使われている場合は、偽物の可能性が高いといえます。

 

足型のクッション材には、本物の場合ブーツのサイズと同じ数字が型押しされています。
これは有力な手がかりです。
なぜなら偽物のクッション材にはないことが多く、あったとしてもブーツのサイズと違う数字が押されていたり、押し方が弱くてはっきり読み取れない場合があるからです。
厚紙同様、質で見分けることができる場合がありますので、できる限り触って、自分の目で実際に見て確かめるようにしましょう。

ブーツの変形防止の厚紙