縫製で見分ける
UGG Australiaの製品は、2005年以降すべて中国の工場で作られています。
それまではニュージーランドが生産拠点でしたが、中国に移ったからといってクオリティが下がるようなことは一切ありませんでした。
世界No.1のUGGブーツブランドであるというプライドが許さなかったのでしょう。
もちろん縫製においても、UGG Australiaは世界トップレベルの技術を誇っています。
フットウエアであるムートンブーツは、ハードな使用にも耐えられる強靭さが必要です。
皮のつなぎ目や縫い目から雨が染み込むようなこともあってはなりません。
正規品と粗悪品を比べてみると、ステッチの幅が一定でなかったり、直線がゆがんでいたりなど、縫製技術の違いは一目瞭然です。
新品であるにもかかわらず糸がほつれてしまっているものや、糸と皮の色が明らかに違うもの、ヒールラベルが斜めに縫い付いているものもあります。
最近では精巧に作られた偽物も出てきているため、縫製だけでは見分けられない場合もありますが、細かく見ていけば必ずどこかにほころびがあるはずです。
他の要素と合わせて、本物かどうかを見分けるポイントにしてみてください。