ソールで見分ける
UGG AustraliaのムートンブーツのソールにはEVAという適度な硬度のスポンジが使用されています。
エチレン、ビニール、アセテートを調合して圧縮した合成樹脂の一種で、軽くて水に強く、耐久性と弾力性に優れています。
スニーカーのソールにもよく使われる素材です。
両手でブーツのつま先とかかとを持ち、つま先側が軽く曲がるようであれば、そのソールはEVAを使っている可能性が高いです。
反対にまったく曲がらない場合は、ブーツ自体が偽物だと考えてよいでしょう。
デザインも本物と偽物を見分けるポイントになります。
UGG Australiaは、2009年秋冬からソールに太陽柄を採用しています。
従って、それ以後に発売されたUGGブーツで、ソールに太陽柄がないものは偽物というわけです。
形を見ただけでわかる場合もあります。
ブーツを横から見たとき、本物はつま先の部分が本の少し地面から浮いています。
歩きやすくするための工夫です。
しかし、偽物は、ソール全体が地面に貼り付くような平坦な感じでありながら、ところどころに隙間があります。
樹脂に縞模様のようなムラや、新品なのに大きな傷がある場合も、偽物の可能性がとても高いので注意しましょう。