タグで見分ける

UGG Australiaのムートンブーツにはかかとの部分に「ヒールラベル」と呼ばれる刺繍入りタグが縫い付けられています。
布地や刺繍糸の色はデザイン性を考慮して本体のカラーに合わせて変えているので、どの色のヒールラベルが正規品でどの色が偽物か一概に決めることは出来ません。
しかし、偽物は本物に比べて「UGG」の刺繍が太く、字体も違います。

 

2010年秋冬からは太陽マークの型押しが施された布地が採用されるようになりました。
現在販売されているブーツでヒールラベルに太陽マークが浮き上がっていないものは、ほぼ偽物と思っていいでしょう。

 

しかし、最近ではより本物に近いヒールラベルが大量に出回り、刺繍や型押しだけでは見分けることが難しくなって来ています。
ですが、どんなに精巧なタグを作っても、本体への縫い付けは手作業で行うしかありません。
縫製が雑で布の端が浮いていたりするようなものは注意が必要です。

 

ちなみに、ヒールラベル側からブーツ全体を見たとき、「BAILY BUTTON」などサイドが開くタイプのモデルは、そこから内側のボアがはみ出して見えます。
言うまでもなく、正規品のボアは羊毛です。
しかし、合成繊維など偽物のボアを使っている場合は、弾力性がないため見えないことの方が多いです。

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