臭いで見分ける
UGGブーツの素材は羊の毛皮です。
毛皮ということは当然、皮から直接毛が生えています。
しかし、偽物の多くは化学繊維と人口皮革で作られているため、毛の部分と皮の部分を張り合わせなければなりません。
そのまま使うと触っただけで本物でないことがばれてしまうからです。
この2つを張り合わせるために必要なのが接着剤。
箱を開けて接着剤の臭いがしたときは、本物ではないと思って間違いないでしょう。
ブーツに使われる毛皮は、汚れや余分な脂を落とすためにしっかり洗浄してから染色にかけられます。
洗えば臭いも落ちますし、染色も専門の職人が専用の染料を使って行うので、薬品などの臭いがつくことはありません。
従って正規品は、毛皮本来の臭いは多少するかもしれませんが、基本的には無臭です。
臭いを嗅いで薬品臭かったときは怪しいと思ってください。
中にはペンキで色を塗っただけの粗悪なものもありますが、ペンキの臭いと、ひび割れなど見た目の悪さですぐに偽物だとわかるはずです。
履いていると足に色が着くのもペンキの特徴ですが、正規品でもコンディションによって色落ちすることがあるそうなので、それだけで偽物と決めつけるようなことはしないでください。